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[海外ニュース]2016.1.28

GGGとウェイドに交渉指令

 IBFはこのほどミドル級のWBAスーパー王座、WBC暫定王座、IBF王座を持つGGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)と、IBF3位のドミニク・ウェイド(25=米)両陣営に対し、指名戦として対戦するよう指令を出した。boxingscene.comが報じたもので、交渉期間は30日となっている。
ゲンナディ・ゴロフキン
 15連続KO防衛を果たしているゴロフキンの次戦は4月23日に米国内(場所未定)で予定されているが、相手が決まらない状態が続いていた。陣営はWBO王者ビリー・ジョー・サンダース(英)に好条件でオファーを出したが断られ、IBF1位のトゥレアノ・ジョンソン(バハマ/米)は肩の故障を理由に見送りを決定。こうしたなかIBF3位のウェイドが最優先挑戦者として指名を受けたという経緯がある。
 IBFは両陣営に30日間の交渉期間を与え、この間に締結に至らない場合は2月下旬に興行権入札を行うとしている。34戦全勝(31KO)のゴロフキンは、次戦勝利を前提に9月17日にWBC王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)との頂上決戦が計画されている。スピード、パワー、テクニックなど均整のとれた戦力を持つウェイドは18戦全勝(12KO)と負けなしだが、ゴロフキンが相手となると現時点では力量不足の印象は拭えない。

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