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[発表会見]2015.9.15

今一番欲しいもの

 六島ジムで15日、元日本スーパーウェルター級王者で現在IBF世界同級5位の細川貴之(30)と東洋太平洋ミドル級1位の前原太尊・康輝(22)が揃って次戦の発表会見行った。
発表会見
 会見の冒頭、枝川孝会長は「細川は11月22日にうちの興行で、一応メインで東洋太平洋のチャンピオンのデニス・ローレンテ(38=比)とタイトルマッチを組みました。あと、前原は東洋太平洋と日本タイトルをかけて柴田明雄(33=ワタナベ)と11月9日、後楽園でやることになりましたので報告します」とそれぞれの次戦を発表。
 「細川に関してはスパーとか練習であまりにも出来がアカンと思ったらメインは同じ日にデビュー戦をする丸田(陽七太)をメインにするつもりです。前原に関してはホンマはうちの興行でやって欲しかったんやけど、柴田選手がどうしても東京がええと言ったので敵地に乗り込むことにしました。前の柴田選手の試合を後楽園でみましたけど、いけると判断しました。明日の向井(日本タイトル戦)と細川と前原が獲ってくれたら来年はハワイにでも連れて行こうかなと思っています」とご褒美を用意していると明かした。
細川貴之(30)
 細川は「強敵やと思いますけど、今会長のおかげで世界5位なんで、過去2戦は最低の試合やったんですけど、これ勝って世界に行きたいと思います。過去最高の細川を作って臨みます。(前原)大尊は後輩ですけど、今一緒に居ることが多くて色々影響を受けているので、しっかり勝って大尊と一緒にハワイに連れて行ってもらいます」と目を輝かせた。
前原大尊・康輝(22)
 続いて前原は「いやもう、最初は柴田選手が東洋太平洋を返上すると聞いていたので決定戦かなと思っていたのですが、結果、11月9日、少し早まったけど、自分としては嬉しいですね。柴田選手はクレバーな感じで相手相手で戦い方も変えてきているので、強いチャンピオンやと思っています。具体的には戦術は言えないですけど、僕がボクシングの技術で柴田選手に勝とうと思ったらできない話なんで、思い切って一発入れて、倒したいと思います。今一番欲しいもんはベルトなんで獲ってきます。」と気合を入れた。
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