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[ニュース]2014.11.23

ドネアが3世界戦を分析

 5階級制覇の実績を持つ前WBA世界フェザー級スーパー王者のノニト・ドネア(32=比/米)が21日に来日。翌22日には横浜国際プールで行われた三浦隆司(30=帝拳)対エドガル・プエルタ(32=メキシコ)のWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチと、ローマン・ゴンサレス(27=ニカラグア)対ロッキー・フエンテス(28=比)のWBC世界フライ級タイトルマッチをリングサイドで観戦した。そして23日にはWOWOWのスタジオでマニー・パッキャオ(35=比)対クリス・アルジェリ(30=米)のゲスト解説を務めた。
三浦を高く評価
 パッキャオ対アルジェリの解説を務めたドネアは報道陣の取材に応じ、フィリピンの先輩王者の試合を「最近ではすごくいい出来だったと思う。スピードもパワーもあった。モチベーションも高かった」と分析した。そして「ブランドン・リオス(米)戦やティモシー・ブラッドリー(米)戦のように、打って下がるのではなく、体重を乗せて打つきっかけになったと思う」と“復活”と位置づけた。
ロマゴンを絶賛
 前日の三浦の試合に関しては「彼はとても強い。相手を自分の土俵に引きずりこんで戦うことができる。ディフェンス面もまだまだ向上すると思う」と高く評価していた。ゴンサレスについては「彼は総合的にすばらしいうえにパワーがある。勝つためには五手も先を読まないといけないだろう」と絶賛。
ドネア初ダウン
 ドネア自身は10月18日にニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に6回TKO負けを喫したが、すでにラスベガスでトレーニングは開始しているという。まだ体づくりの段階だというが、再起戦は3月にフィリピンで行う計画が浮上している。ドネアは「日本のボクシングファンのみなさん、来年3月にいい試合ができるように頑張ります」と笑顔で結んだ。

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