ゴロフキンVSゲール

　WBA世界ミドル級スーパー王者ゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)は26日(日本時間27日)、元WBA&IBF同級王者ダニエル・ゲール(33=豪)を相手に米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で11度目の防衛戦を行う。試合前日の25日、両選手は計量に臨んだ。

　暫定王者時代も含め10度の防衛をすべて規定ラウンド内で終わらせているゴロフキンは、この試合で史上単独3位となる11連続KO防衛を狙う。計量では159.8ポンド(約72.4キロ)で無難にパス。一方、昨年8月にダーレン・バーカー(英)に敗れてIBF王座を失ったゲールは、この試合で11ヵ月ぶりの返り咲きを狙う。計量は159.2ポンド(約71.7キロ)と、こちらもミドル級リミット160ポンド(約72.5キロ)を下回った。戦績はゴロフキンが29戦全勝(26KO)、ゲールは32戦30勝(16KO)2敗。オッズは12対1でゴロフキン有利が続いており、ゲールの勝利は8倍の配当となっている。セミではWBC世界ヘビー級挑戦者決定戦が組まれており、ブライアント・ジェニングス(米)が222.6ポンド(約100.9キロ)、マイク・ペレス(キューバ/アイルランド)が242.6ポンド(約110.0キロ)を計測した。オッズは13対8でジェニングス有利と出ている。