海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)はこのほど、8月9日に米国ニューヨークのバークレイズ・センターでトリプル世界戦を開催することを正式に発表した。
トリプル世界戦のメインを務めるのはWBA、WBCスーパーライト級王者ダニー・ガルシア(米)で、ロッド・サルカ(米)を相手に6度目の防衛戦に臨む。また、同じスーパーライト級のIBF王者レイモント・ピーターソン(米)はエドガル・サンタナ(プエルトリコ/米)とのV3戦を行う。さらにWBAミドル級王座決定戦では2位のジャーロッド・フレッチャー(豪)と4位のダニエル・ジェイコブス(米)が拳を交えることになっている。3月のマウリシオ・エレラ(米)戦では意外な苦戦を強いられたガルシアだが、「最も大事なことは勝つこと。次いでケガをしないこと、見栄えのいい試合をすることはその次だと思う」と話しており、すでに気持ちの切り替えはできている様子だ。サルカとはアマチュア時代に戦ったことがあるらしく、「私が勝ったけれど、ノックアウトはできなかった」と振り返っている。ガルシアとピーターソンが勝った場合は年末に3団体の統一戦が行われるとみられており、そこでもガルシアが勝ち残った場合はウェルター級に転向するものと推測されている。