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セルヒオ・マルチネス(39=亜)から4度のダウンを奪って10回TKO勝ち、プエルトリコ初の4階級制覇を成し遂げたWBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(33)が「数週間は休養をとり、そのあとで今後のことを決める」と話している。
ミゲール・コット
昨年からコットとコンビを組んでいるフレディ・ローチ・トレーナー(米)は、愛弟子の今後について「フロイド・メイウェザー(米)、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)、エリスランディ・ララ(キューバ/米)対サウル・アルバレス(メキシコ)の勝者」と、数人の候補の名前を挙げている。体重に関しては先のマルチネス戦にスーパーウェルター級を1ポンド越えただけの155ポンド(約70.3キロ)で臨んだこともあり、「147ポンド(約66.6キロ=ウェルター級)は無理だが、154ポンド(約69.8キロ=スーパーウェルター級)でも160ポンド(約72.5キロ=ミドル級)でも大丈夫」と、幅を持って考えている様子だ。試合翌日にプエルトリコに戻ったコットは「まずは休養をとり、そのあと数週間で練習を再開する予定。その際にスタッフと今後のことを話し合うつもり」とメディアに話している。コットと近い関係にあるトップランク社のボブ・アラム・プロモーターは、12月6日か13日に次戦を計画しているが、はたしてコット自身がどんな決断を下すのか注目される。