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6度の世界挑戦経験を持つ元世界ランカー、リカルド・フアレス(34=米)が26日(日本時間27日)、米国テキサス州エルパソでWBC世界フェザー級5位、WBO9位のレネ・アルバラード(25=ニカラグア)に12回判定勝ちを収めた。
フアレスは2000年シドニー五輪フェザー級で銀メダルを獲得し、翌年1月にプロデビューした。順調に白星を重ね05年8月にはウンベルト・ソト(メキシコ)の持つWBC世界フェザー級暫定王座に挑戦したが判定負け。その後、マルコ・アントニオ・バレラ(メキシコ=2度)、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、クリス・ジョン(インドネシア=2度)と5度の挑戦を重ねたが、王座を獲得することができないまま現在に至る。それらを含め09年から12年にかけて6連敗を喫するなど、厳しい状況に追い込まれた時期もある。
今回のアルバラード戦は117対111、116対112(二者)と明白な判定勝ちだった。41戦30勝(21KO)10敗1分に戦績を伸ばしたフアレスには、早くもWBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)に挑戦するプランが浮上している。敗れたアルバラードは22戦20勝(14KO)2敗。