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WBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(38=亜)は17日(日本時間18日)、アルゼンチンのコルドバ州ビジャ・マリアにアントニオ・ガルシア(20=メキシコ)を迎えて10度目の防衛戦に臨んだ。
○オマール・ナルバエス(亜)
4回KO
●アントニオ・ガルシア(メキシコ)
4回KO
●アントニオ・ガルシア(メキシコ)
フライ級で16度の防衛を記録した実績を持つナルバエスは、これが実に29度目の世界戦。対する20歳のガルシアは世界的な実績は皆無に等しく、知名度も極めて低い。しかも、試合前日の計量では3/4ポンド(約340グラム)の体重超過という失態を犯し、戦う前から挑戦権を失っていたのだから呆れる。サウスポーのナルバエスはそんな20歳の若者にレッスンを施したうえ、最後はお仕置きのようにボディで仕留めた。2階級で10度以上の防衛を果たすという珍しい記録をつくったナルバエスは45戦42勝(23KO)1敗2分。ガルシアは15戦13勝(6KO)2敗。