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25日(日本時間26日)、ロシアの首都モスクワでWBA内世界クルーザー級王座統一戦が行われる。王者デニス・レベデフ(34=露)と休養王者ギジェルモ・ジョーンズ(41=パナマ)が11ヵ月前に続いて再び拳を交えるもの。
昨年5月の両者の試合は10回までレベデフがリードしていたが、11回に大きく腫れた顔面にジョーンズの左右を浴びてKO負け、王座を失った。ところが、のちにジョーンズの尿から禁止薬物が検出されたとして王座がレベデフに差し戻された経緯がある。11ヵ月前と同じ立場で再戦は、レフェリーがギュゼッペ・クァルタローン氏(イタリア)、ジャッジはセサール・ラモス(プエルトリコ)、ジャン・レグラン(仏)、カルロス・スクレ(ベネズエラ)の三氏という布陣に決定した。雪辱を期するサウスポーのレベデフは27戦25勝(19KO)2敗。一方、08年9月に王座獲得後は6年間に4試合(全KO勝ち)しかこなしていないジョーンズは44戦39勝(31KO)4敗。オッズは地元のレベデフが7対4で有利と出ている。