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12日(日本時間13日)、ティモシー・ブラッドリー(30=米)に3対0の判定勝ちを収めてWBO世界ウェルター級王座を奪還したマニー・パッキャオ(35=比)の次戦について、フレディ・ローチ・トレーナーが「ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)対マイク・アルバラード(米)の勝者になるだろう」と話している。
パッキャオの次戦に関して6階級制覇王者自身は「すべてはボブ・アラム・プロモーターに任せている」と話している。そのアラム氏も以前から、5月17日に米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで行われるマルケス対アルバラードの勝者が指名挑戦者になると話しており、その路線は堅いといえそうだ。ファンの注目はいまだにフロイド・メイウェザー(米)との頂上決戦にあるが、ローチ・トレーナーは「私たちもメイウェザーと戦いたいが、プロモーターとテレビ局が仲違いしているからね」と、半ば諦めぎみの様子だ。パッキャオとマルケスは過去4戦してパッキャオが2勝1敗1分と勝ち越しているが、4戦目で痛烈な失神KO負けを喫していることもあり“雪辱”に強い意識を持っている。ただし、マルケスは「すでに決着済み」としてパッキャオとの第5戦には消極的な姿勢をみせている。まずは5月17日のマルケス対アルバラードに注目したい。