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前WBA、WBC世界スーパーウェルター級王座サウル・アルバレス(23=メキシコ)が7月12日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで同級WBA王者エリスランディ・ララ(31=キューバ/米)と拳を交えることになった。
エリスランディ•ララ
当初、アルバレスは7月26日に試合を予定していたが、19日にフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)対ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)という注目ファイトがトップランク社のイベントとして開催されることが確定的となったため、日程を2週間前倒しすることになった。アルバレスは3月の再起戦の際、ララから挑発されたため「あんなヤツとは戦わない」と嫌悪感を示していた。さらに「スーパーウェルター級の王者はフロイド・メイウェザー(米)だ。ララは王者として認めるわけにはいかない。そんなヤツに勝っても自分自身で正真正銘の世界王者とは思えない」と話していた。しかし、周囲が説得したようだ。試合はショータイムがペイ・パー・ビューで放送することになる。アルバレスは45戦43勝(31KO)1敗1分、サウスポーのララは昨年6月に暫定王座につき、12月には元WBA王者オースチン・トラウト(米)を退けて初防衛に成功している。今年3月、晴れて正王者に認定された。22戦19勝(12KO)1敗2分。ララは5月2日にラスベガスで前IBF王者イシェ・スミス(米)を相手にV2戦を予定していたが、アルバレス戦が決まったためにキャンセルすることになるという。