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雪辱か、それとも返り討ちか――WBO世界ウェルター級タイトルマッチ、王者ティモシー・ブラッドリー(30=米)対6階級制覇の実績を持つ前王者マニー・パッキャオ(35=比)の12回戦は12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われる。試合前日の11日、両選手とアンダーカードに出場するメンバーが現地で公式計量に臨んだ。
※ブラッドリー対パッキャオUは13日(日)午前11時からWOWOWプライムで放送予定。ゲストは元4階級制覇王者ノニト・ドネア(比/米)、西岡利晃氏。
※ブラッドリー対パッキャオUは13日(日)午前11時からWOWOWプライムで放送予定。ゲストは元4階級制覇王者ノニト・ドネア(比/米)、西岡利晃氏。
ファンに手を振る両雄
2年前の初戦では優位に試合を進めていながら論議を呼ぶ判定で敗れたパッキャオは、ウェルター級リミット147ポンド(約66.6キロ)を2ポンドも下回る145ポンド(約65.7キロ)で計量をパスした。
3度目の防衛を返り討ちを狙うブラッドリーは145.5ポンド(約65.9キロ)と、こちらも軽めに仕上げてきた。戦績はパッキャオが62戦55勝(38KO)5敗2分、ブラッドリーが32戦31勝(12KO)1無効試合。オッズは依然として7対4でパッキャオ有利と出ている。
アンダーカードも充実
アンダーカードに出場する選手たちも無事に計量をクリアしている。セミファイナルで行われる予定のNABO北米ライト級王座決定戦に出場するレイムンド・ベルトラン(メキシコ)は134.5ポンド(約61.0キロ)、アラシュ・ウスマニー(アフガニスタン/カナダ)は135ポンド(約61.2キロ)だった。またWBA世界スーパーライト級王者カビブ・アラクベルディエフ(露)は139.5ポンド(約63.2キロ)、挑戦者のジェシー・バルガス(米)はリミットちょうどの140ポンド(約63.5キロ)だった。さらに内山高志(ワタナベ)の対抗王者でもあるWBA世界スーパーフェザー級暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)と、挑戦者ホセ・フェリックス(メキシコ)はともに130ポンド(約58.9キロ)だった。