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WBCはライト級王者オマール・フィゲロア(24=米)に対し、1位のダニエル・エストラーダ(28=メキシコ)との指名防衛戦を行うよう指令を出した。
フィゲロアは昨年7月、荒川仁人(八王子中屋)との打撃戦を制してWBCのライト級暫定王座を獲得。今年1月、エイドリアン・ブローナー(米)の王座剥奪にともない正王者に昇格した。今月8日にはリカルド・アルバレス(メキシコ)を相手に選択防衛戦を行う予定だったが、荒川戦で痛めた拳のケガを悪化させてしまったためキャンセルしている。こうしたなかWBCがエストラーダとの指名試合履行を迫ったわけだ。ただし、エストラーダは昨年11月のWBS総会で指名挑戦者としての地位を得た直後、「世界挑戦までに3試合は必要」と話している。一方では今月8日にホルヘ・リナレス(帝拳)が荒川に勝ってエストラーダの次の指名挑戦権を獲得している。エストラーダが挑戦を先送りした場合、リナレスにチャンスが回ってくる可能性もある。