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IBF世界ウェルター級王者ショーン・ポーター(26=米)は4月19日、元2階級制覇王者ポール・マリナッジ(33=米)を相手に米国ワシントンDCで初防衛戦を行うが、ふたりは本番を前に早くも舌戦を展開している。
ポール•マリナッジ
「私はタイトルを取るのに苦労したんだ。そう簡単にタイトルを渡したりはしないよ。マリナッジには私を突き放すだけの力強さやパワーがないじゃないか」と、ポーターが言えば、手数と口数の多さには定評のあるマリナッジも黙ってはいない。「ザブ・ジュダー(米)に勝ってすぐにチャンスが巡ってくるなんてラッキーだよ。とても興奮している。ポーターはいい選手だと思うが、でも彼にはこれという武器がないよね。4月19日には3回目の戴冠を果たすよ」。
戦績はポーターが24戦23勝(14KO)1分、マリナッジが38戦33勝(7KO)5敗。ポーター対マリナッジはトリプル世界戦のひとつとして行われる予定で、ほかにバーナード・ホプキンス(米)対ベイブト・シュメノフ(カザフスタン/米)のIBF、WBA世界ライトヘビー級王座統一戦、ピーター・クイリン(米)対ルーカス・コネクニー(チェコ)のWBO世界ミドル級タイトルマッチが組まれている。