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WBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(32=メキシコ)と、6階級制覇を目指すホルヘ・アルセ(34=メキシコ)が対戦に向けて交渉のテーブルについている模様だ。
ホルヘ•アルセ
ゴンサレスは昨年8月にアブネル・マレス(メキシコ/米)に初回TKO勝ちを収めて王座返り咲きを果たしたが、今年2月に予定されたマレスとの再戦は相手側の事情でキャンセルになった。一時は3月下旬に調整試合が内定したが、その後、消滅している。対するアルセは昨秋に戦線復帰を果たし、今月8日には5回TKO勝ちで再起2連勝を飾っている。6階級制覇を狙うアルセの標的がゴンサレスというわけだが、両陣営には越えなくてはならない壁がある。ゴンサレス&オズワルド・クチュル・プロモーターがメキシコのテレビサと組んでいるのに対し、アルセ&フェルナンド・ベルトラン・プロモーターはTVアステカと契約しているのだ。前者はコロナビールが後援、後者はライバルのビール会社テカテがスポンサーを務めている。やや旬を過ぎた印象はあるもののメキシコを代表するスター選手同士のカードだけに、ウルトラCがあるかもしれない。