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IBFのヘビー級2位決定戦、同団体4位、WBC9位のトマス・アダメク(37=ポーランド/米)対IBF10位、WBC13位、WBO14位のビャチェスラフ・グラツコフ(29=ウクライナ)の12回戦は15日(日本時間16日)、米国ペンシルベニア州ベツレヘムで行われ、グラツコフが3対0の12回判定勝ちを収めた。
グラツコフは積極的に攻め込んで前半から優勢に試合を進め、4回にはライトヘビー級とクルーザー級の元世界王者にダメージを与えた。ここは耐えたアダメクだが、その後も劣勢を引っくり返すことはできなかった。採点は117対110、117対111、116対112と明白な差がついていた。IBFの指名挑戦権を持つ1位のクブラト・プレフ(ブルガリア)に次ぐ2位の座を約束されたグラツコフは、アマチュア時代に07年世界選手権銀メダル獲得、08年北京五輪銅メダル獲得の実績を持っている。18戦17勝(11KO)1分。今回の勝利でIBF北米ヘビー級王座も獲得した。敗れたアダメクは52戦49勝(29KO)3敗。
前座ではライトヘビー級の世界ランカー対決が行われ、WBC2位のイサック・チレンバ(26=マラウイ/南ア)が同7位のデニス・グラチェフ(31=露)に99対91(二者)、100対90の10回判定勝ちを収めている。チレンバは26戦22勝(9KO)2敗2分、ここ4戦で1勝3敗となったグラチェフは17戦13勝(8KO)3敗1分。
前座ではライトヘビー級の世界ランカー対決が行われ、WBC2位のイサック・チレンバ(26=マラウイ/南ア)が同7位のデニス・グラチェフ(31=露)に99対91(二者)、100対90の10回判定勝ちを収めている。チレンバは26戦22勝(9KO)2敗2分、ここ4戦で1勝3敗となったグラチェフは17戦13勝(8KO)3敗1分。