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元世界3階級制覇王者フェルナンド・モンティエル(35=メキシコ)は15日(日本時間16日)、メキシコのチアパスで元IBF世界フェザー級王者クリストバル・クルス(36=メキシコ)と対戦し、2対0の10回判定勝ちを収めた。
フェザー級を2ポンド超過する128ポンド(約58.0キロ)の体重で前日計量を終えたモンティエルは、この試合を「4階級制覇に向けたデモンストレーション」と位置づけていたが、少々あてが外れたようだ。存在感を示したのは2回と4回に奪ったダウンのときぐらいで、そのほかは元フェザー級王者の攻撃に手を焼き続けた。96対92、97対91、94対94でモンティエルの勝利が告げられると場内からはブーイングが発生したほどだった。フェザー級での戴冠に目標を定めているモンティエルは57戦51勝(38KO)4敗2分。このところ負けが込んでいるクルスは60戦40勝(24KO)16敗3分1無効試合。