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WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者ミゲール・マイキー・ガルシア(26=米)対同級1位ファン・カルロス・ブルゴス(26=メキシコ)の12回戦は25日(日本時間26日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のサブ・アリーナ、ザ・シアターで行われる。試合を2日後に控えた23日、両選手が現地で会見に臨んだ。
ミゲール•ガルシア
ガルシアは1年前に今回と同じ会場でオルランド・サリド(メキシコ)を4度倒して8回負傷判定勝ち、WBOのフェザー級王座を獲得している。奇しくもブルゴスは同じリングでローマン・マルチネス(プエルトリコ)が持っていたWBO世界スーパーフェザー級王座に挑戦。多くのファンが新王者誕生を信じる内容だった、判定は無情のドローだった。その後、ガルシアは6月には体重オーバーながらファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)に快勝。そして11月にはローマン・マルチネス(プエルトリコ)に8回KO勝ち、2階級制覇を成し遂げた。わずか2カ月という短いスパンでの防衛戦となる。一方のブルゴスは次戦も不本意な引き分けに終わっている。
ファン•カルロス•ブルゴス
会見ではガルシアは「ブルゴスは飢えているし、高いモチベーションを持っていることも知っている。彼は1年前の試合で自分がタイトルを獲得したものと思っているはず。激しい試合になるだろうね」と話した。ブルゴスは「肉体面でも精神面でも準備は万全だ。私は勝つためにここに来たし、レコードにはガルシアに勝ったことが記されるはずさ」と、勝利とベルトに対する執着を感じさせるコメントを残した。
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戦績はガルシアが33戦全勝(28KO)、ブルゴスが33戦30勝(20KO)1敗2分。ちなみに、この1敗は10年11月に長谷川穂積(真正)に喫したもので、その後は7戦5勝(2KO)2分の戦績を残している。オッズは10対1でガルシア有利と出ている。ブルゴス勝利は8倍の配当になっている。