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元WBC世界ライトヘビー級王者ジャン・パスカル(31=ハイチ/カナダ)対前IBF世界スーパーミドル級王者ルシアン・ビュテ(33=ルーマニア/カナダ)のNABF北米ライトヘビー級タイトルマッチは18日(日本時間19日)、カナダのモントリオール、ベル・センターで行われた。
○ジャン・パスカル(ハイチ/ルーマニア)
12回判定
(116対112、118対110、117対111)
●ルシアン・ビュテ(ルーマニア/カナダ)
出身国は異なるものの両者ともカナダをホームに活躍する人気者同士の対戦とあって、会場は世界戦ではないにもかかわらず2万人を超す大観衆で埋まった。先手をとったのはパスカルだった。2回に右を好打してチャンスをつかんだのだ。サウスポーのビュテも3回には反撃して意地をみせた。以後はパスカルが主導権を握ったままラウンドを重ね、8回にはスリップの裁定ながらビュテがダウンを喫する場面もあった。10回になるとビュテは鼻血を流し、左目周辺の腫れも目立つようになった。そのままパスカルが無難に勝利を収めるかと思われたが、最終回にはビュテが手負いの反撃に出た。明らかにダメージを被ったパスカルだったが、なんとか足をつかって残りの時間をエスケープ。大事に至らず試合終了のゴングに逃げ込んだ。
採点は116対112、118対110、117対110と大差がついていた。NABF北米王座を獲得したパスカルは32戦28勝(17KO)2敗1分。ビュテは33戦31勝(24KO)2敗。
アンダーカードにはヘビー級でWBCとWBOで5位にランクされるマイク・ペレス(28=キューバ/アイルランド)が登場、カルロス・タカム(33=カメルーン/仏)と対戦した。試合は接戦になり、勝負は判定に持ち込まれた。ジャッジひとりは96対94でペレスの勝利を支持したが、残る二者は95対95のイーブンと採点。引き分けに終わった。前戦でマゴメド・アブドゥサラモフ(露/米)との世界ランカー対決で判定勝ちを収めているペレスは、これで21戦20勝(12KO)1分。タカムは31戦29勝(23KO)1敗1分。
12回判定
(116対112、118対110、117対111)
●ルシアン・ビュテ(ルーマニア/カナダ)
出身国は異なるものの両者ともカナダをホームに活躍する人気者同士の対戦とあって、会場は世界戦ではないにもかかわらず2万人を超す大観衆で埋まった。先手をとったのはパスカルだった。2回に右を好打してチャンスをつかんだのだ。サウスポーのビュテも3回には反撃して意地をみせた。以後はパスカルが主導権を握ったままラウンドを重ね、8回にはスリップの裁定ながらビュテがダウンを喫する場面もあった。10回になるとビュテは鼻血を流し、左目周辺の腫れも目立つようになった。そのままパスカルが無難に勝利を収めるかと思われたが、最終回にはビュテが手負いの反撃に出た。明らかにダメージを被ったパスカルだったが、なんとか足をつかって残りの時間をエスケープ。大事に至らず試合終了のゴングに逃げ込んだ。
採点は116対112、118対110、117対110と大差がついていた。NABF北米王座を獲得したパスカルは32戦28勝(17KO)2敗1分。ビュテは33戦31勝(24KO)2敗。
アンダーカードにはヘビー級でWBCとWBOで5位にランクされるマイク・ペレス(28=キューバ/アイルランド)が登場、カルロス・タカム(33=カメルーン/仏)と対戦した。試合は接戦になり、勝負は判定に持ち込まれた。ジャッジひとりは96対94でペレスの勝利を支持したが、残る二者は95対95のイーブンと採点。引き分けに終わった。前戦でマゴメド・アブドゥサラモフ(露/米)との世界ランカー対決で判定勝ちを収めているペレスは、これで21戦20勝(12KO)1分。タカムは31戦29勝(23KO)1敗1分。