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3月8日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで予定されている前WBA、WBC世界スーパーウェルター級王者サウル・アルバレス(23=メキシコ)の相手が、どうやら元WBO同級暫定王者アルフレド・アングロ(31=メキシコ)に内定したようだ。メキシコのメディアが報じているもので、アルバレス、アングロは両者とも再起戦となる。
アルフレド•アングロ
アルバレスは昨年9月、フロイド・メイウェザー(米)に判定負けを喫して世界王座を失ったが、すぐに再起を宣言。14年には3月8日、7月26日、11月22日の3度、リングに上がる計画を公表している。再起戦の相手としてはアングロのほかIBF王者カルロス・モリナ(米)の名前も挙がっていたが、よりエキサイティングな戦闘スタイルを持つアングロに内定したようだ。そのアングロは元WBO暫定王者の肩書を持つが、昨年6月にはエリスランディ・ララ(キューバ/米)とのWBA暫定王座決定戦で10回終了TKO負けを喫している。戦績はアルバレスが44戦42勝(30KO)1敗1分。「ペロ」(番犬)の異名を持つアングロは25戦22勝(18KO)3敗。前座ではアルバレスの兄リカルド・アルバレスがオマール・フィゲロア(米)の持つWBC世界ライト級暫定王座に挑戦するプランが進行中と伝えられる。