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[試合結果]2014.1.4

疑惑のKO

 IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者アルへニス・メンデス(27=ドミニカ共和国/米)対ランセス・バルセレミ(27=キューバ/米)の12回戦は3日(日本時間4日)、米国ミネソタ州ミネアポリスで行われた。
○ランセス・バルセレミ(キューバ/米)
2回2分59秒KO
×アルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国)

 試合開始から1分足らず、バルセレミがコンビネーションで攻めたてて王者メンデスをぐらつかせた。いきなりピンチをむかえたメンデスは、このラウンドは何とか持ちこたえたが、2回にはアッパーからの左フック連打でバランスを崩されると、挑戦者にラッシュをかけられてたまらずダウンを喫してしまった。後頭部を殴られたとレフリーにクレームをつけて立ちあがるメンデスだったが、2回終了間際にバルセレミにボディブローをヒットされたところでゴング。だが、勢いそのままに攻撃を続けたバルセレミのパンチがメンデスに2発クリーンヒットし、王者が失神KO。それを見たレフリーが手を振って試合終了をコール。
 現時点では2度目の防衛に失敗という結果になっているメンデスだが、 ラウンド終了後のパンチによる疑惑のKO負けということで、元王者陣営はIBFに訴えを起こす構え。今後ノーコンテストに変更される可能性もある。

 このクラスにはWBA王者の内山高志(ワタナベ)とWBC王者の三浦隆司(帝拳)が昨年の大晦日にそれぞれ王座を防衛。WBO王者ミゲール・ガルシア(米)は今月25日には強豪ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)を相手に初防衛戦を予定している。

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