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WBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォード(29=米)は16日、米国カリフォルニア州オンタリオでエドウィン・ロドリゲス(28=ドミニカ共和国/米)を相手に6度目の防衛戦に臨む。試合を2日後に控えた14日、両選手が会見を行った。
ウォードは09年11月にミッケル・ケスラー(デンマーク)に判定勝ちを収めてWBA王座を獲得。11年12月にはカール・フロッチ(英)にも勝ってWBC王座も吸収した。昨年9月には1階級上の王者チャド・ドーソン(米)を10回TKOで退けて無敵ぶりを示したが、それを最後に右肩の手術とリハビリのため1年以上も実戦から遠ざかることになった。この間、WBCからは「名誉王者」昇格を告げられたが、本人と陣営は「そんな称号はいらない」と拒否。現在はWBAのスーパー王者の称号を持っている。25戦全勝(13KO)のウォードは「彼(ロドリゲス)がハングリーであるように、私だってハングリーなチャンピオンなんだ。彼らは私に対していろんなことを言ったけれど、土曜日の夜にリングの上で(グローブで)話し合おう」と牽制。24戦全勝(16KO)の挑戦者は「私はウォードのことをリスペクトするけれど、リングの上では別だ。土曜の夜まで待たなければならないことは分かっているが、リングの中で彼の顔面を叩くことが待ちきれないよ」と自信を口にしている。オッズは17対2でウォード有利と出ている。