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WBA世界スーパーミドル級のスーパー王者アンドレ・ウォード(29=米)は11月16日、米国カリフォルニア州オンタリオのシチズンズ・ビジネスバンク・アリーナでエドウィン・ロドリゲス(28=ドミニカ共和国/米)を相手に6度目の防衛戦に臨む。昨年9月以来の実戦となるウォードが、試合に向けた意気込みを語った。
ウォードは昨年9月、当時の1階級上のWBC世界ライトヘビー級王者チャド・ドーソン(米)に10回TKO勝ちを収めたが、その試合を最後にリングから遠ざかっている。本来ならば今年1月に防衛戦を行うはずだったが、肩の手術のためキャンセル。その後は休養を経て6月ごろからトレーニングを開始していた。この間、ダン・グーセン・プロモーターとの確執も表面化したが、コンビを解消することはなかった。ウォードは「心の準備をするためにも時間が必要だった」と話し、「この1年は後退ともいえるが、以前よりも状態はいいし、いまが最高潮だと思う。これからは多くの試合に出場したい」と加えた。ウォードは26戦全勝(14KO)、ロドリゲスは24戦全勝(16KO)。11月16日の試合は全勝対決となる。