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08年北京五輪フェザー級、12年ロンドン五輪ライト級を制覇した「アマチュア界のパウンド・フォー・パウンド最強」、ワシル・ロマチェンコ(25=ウクライナ)のプロデビュー戦は10月12日、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターで予定されている。
その相手、元世界ランカーのヨナタン・オケンド(プエルトリコ)がこのほど左手を負傷。そのため対戦相手が変更されることになった。
ロマチェンコは五輪連覇だけでなく世界選手権でも2度優勝した実力者で、アマ戦績は397戦396勝1敗と伝えられる(他に複数の敗北説もある)。7月にトップランク社と契約を交わしてプロ転向を表明。10月12日のティモシー・ブラッドリー(米)対ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)戦のアンダーカードでデビュー戦を行うことが決まっていた。いまのところオケンドの代役としてWBO世界フェザー級7位、28戦25勝(15KO)3敗のホセ・ラミレス(25=メキシコ)が予定されている。ロマチェンコは初陣で勝利を収めることを前提に、同じ10月12日のリングで行われるWBO世界フェザー級王座決定戦、オルランド・サリド(メキシコ)対オルランド・クルス(プエルトリコ)の勝者に2戦目で挑戦することが内定している。すでに「1月25日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン、ザ・シアター」という具体的な日程、場所まで出ているほどだ。