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50年代から70年代にかけて活躍したウェルター級、ミドル級の元世界王者エミール・グリフィス氏(バージン諸島/米)が23日、亡くなった。75歳だった。
グリフィス氏は58年6月にプロデビュー。3年後にウェルター級王者になり、一度は王座を失ったものの62年3月に奪回。この試合では相手が死亡するというリング禍に見舞われ、自身も精神的ダメージを受けたが戦線に復帰。66年にはミドル級でも王座を獲得し、王座喪失後に返り咲きも果たした。ウェルター級で3度、ミドル級で2度の王座獲得を果たすなど顕著な実績を残した。戦績は112戦85勝(23KO)24敗2分1無効試合。戦績は引退後はトレーナーとしてウィルフレド・ベニテス(プエルトリコ)、ファン・ラポルテ(プエルトリコ)、ジェームス・スミス(米)ら世界王者の指導にあたった。