バイサングロフの王座を剥奪

　バイサングロフは指名挑戦者のデメトリアス・アンドラーデ(25=米)を相手に7月に防衛戦を行うことが決まっていたが、背中の負傷を理由にキャンセルを申し出ていた。この試合は入札によって興行権が決定した経緯もあり、アンドラーデ側がWBOに対して何らかの措置を迫っていたものと推察される。当然のことながら空位となった王座の決定戦にはアンドラーデが出場を予定しており、11月24日に中国マカオで行われるマニー・パッキャオ(比)対ブランドン・リオス(米)の前座に登場する可能性が高まっている。