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WBO内の世界クルーザー級王座統一戦、王者マルコ・フック(セルビア/独)対暫定王者オラ・アフォラビ(英/米)の12回戦は8日(日本時間9日)、ドイツのベルリンで行われた。フックの1勝1分で迎えた3度目の対決。どちらがどんなかたちで決着をつけたのか。
○マルコ・フック(セルビア/独)
12R判定(2対0)
×オラ・アフォラビ(英/米)
12R判定(2対0)
×オラ・アフォラビ(英/米)
両者は今回と同じ立場で過去に2度対戦しており、初戦はフックが小差の判定勝ち、再戦は引き分けに終わっている。3度目の対決は15対8でフック有利が伝えられたが、今度も接戦になった。しかし、全般をとおしてフックの右が冴え、観客やジャッジに対するアピールでは暫定王者を上回った。採点はオランダのジャッジが114対114のイーブンとつけたが、南アと米国のジャッジは115対113、117対111でフックの勝利を支持した。
09年の戴冠以来11度目の防衛に成功した28歳のフックは、これで39戦36勝(25KO)2敗1分。フック越えを果たせなかった33歳のアフォラビは26戦19勝(9KO)3敗4分。
09年の戴冠以来11度目の防衛に成功した28歳のフックは、これで39戦36勝(25KO)2敗1分。フック越えを果たせなかった33歳のアフォラビは26戦19勝(9KO)3敗4分。