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23戦無敗の亀海喜寛(帝拳)は8日(日本時間9日)、米国カリフォルニア州カーソンのホームデポ・センターのリングに登場。元WBA世界スーパーライト級暫定王者ジョアン・ペレス(ベネズエラ)と空位のWBAインターナショナル・ウェルター級王座を争った。
○ジョアン・ペレス(ベネズエラ)
10R判定(3対0)
×亀海喜寛(帝拳)
10R判定(3対0)
×亀海喜寛(帝拳)
マルコス・マイダナ(亜)対ホセシート・ロペス(米)の前座に登場した亀海だが、持ち味を十分に発揮できないまま判定で敗れた。世界ランカー対決となった一戦、亀海は前には出たものの手数が少なく、そこを巧みにペレスに迎撃された。ときおり右の強打をヒットするシーンもあったが単発に終わった。また重量感のあるボディブローを繰り出して局面の打開を図ったが、ここでも相手のクリンチにあいチャンスを広げることができなかった。全般をとおして巧みに試合を支配したペレスがジャッジ三者から支持を集めるかたちとなった。採点は100対90、98対92、97対93と大差がついていた。勝ったペレスは19戦17勝(12KO)1敗1分。亀海は24戦22勝(19KO)1敗1分。