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WBC世界ライトヘビー級王者チャド・ドーソン(米)は、予定していたジャン・パスカル(カナダ)との試合が相手側の標的変更によって流れたが、代わりにIBF世界スーパーミドル級1位アドニス・スティーブンソン(カナダ)を相手に防衛戦を行うことになった。試合は6月8日が予定されている。
もともとドーソン対パスカルは3月に開催予定だったが、パスカルが負傷したという理由で延期が決まっていた。前後してパスカルには前IBF世界スーパーミドル級王者ルシアン・ビュテ(ルーマニア/カナダ)との対戦計画が持ち上がり、これが優先されることとなった。そこで宙に浮いたかたちとなったドーソンは、このほどスティーブンソンとの防衛戦を選択したというわけだ。スティーブンソンにとっても朗報といえる。カール・フロッチ(英)に対する指名挑戦権を有しながら、フロッチがWBA王者ミッケル・ケスラー(デンマーク)との統一戦を行うため挑戦の機会が先送りされていたところだったからだ。重量級ながら両クラスの体重差は約3キロ。両方のクラスで王座を狙う選手が多いのもうなずける。