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WBC世界ライト級タイトルマッチ、王者エイドリアン・ブローナー(米)対挑戦者で元世界スーパーライト級王者ギャビン・リース(英)の12回戦は16日(日本時間17日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで行われた。
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○エイドリアン・ブローナー(米)
5回2分59秒TKO
●ギャビン・リース(英)
33対1でブローナー有利という大差のオッズのなかで試合は始まったが、スタートは小柄な体躯ながら積極的に仕掛けるリースが主導権を握ったように見えた。慌てることなく様子を見ていたブローナーは3回からペースアップ。
5回2分59秒TKO
●ギャビン・リース(英)
33対1でブローナー有利という大差のオッズのなかで試合は始まったが、スタートは小柄な体躯ながら積極的に仕掛けるリースが主導権を握ったように見えた。慌てることなく様子を見ていたブローナーは3回からペースアップ。
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あっという間に流れをつかんだ王者は続く4回、右アッパーでダウンを奪って圧倒的優勢に立った。こうなると決着は早い。5回、ブローナーは左ボディブローをめり込ませて元王者から2度目のダウンを奪った。
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これを見た挑戦者コーナーのゲイリー・ロケット・トレーナーがエプロンに立ってタオルを振り棄権を申し出た。
初防衛に成功した23歳のブローナーは26戦全勝(22KO)。次戦は5月4日、ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで予定されるフロイド・メイウェザー(米)、サウル・アルバレス(メキシコ)のダブルメインの前座に出場する予定。
初防衛に成功した23歳のブローナーは26戦全勝(22KO)。次戦は5月4日、ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで予定されるフロイド・メイウェザー(米)、サウル・アルバレス(メキシコ)のダブルメインの前座に出場する予定。
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3月16日に行われるリッキー・バーンズ(英)対ミゲール・バスケス(メキシコ)のWBO&IBF世界ライト級王座統一戦の勝者との対戦を希望している。ブローナー自身はバーンズ戦を望んでいるが、実現しない場合はスーパーライト級に上げる可能性があるという。敗れたリースは40戦37勝(19KO)2敗1分。
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前座ではサキオ・ビカ(カメルーン/豪)対ニコラ・シコルカ(露)のWBC世界スーパーミドル級挑戦者決定戦が行われ、ビカが3対0の判定勝ちを収めている。採点は119対109、118対112、120対108の大差だった。
アンドレ・ウォード(米)への指名挑戦権を得たビカは38戦31勝(21KO)5敗2分。シコルカは26戦25勝(7KO)1敗。
アンドレ・ウォード(米)への指名挑戦権を得たビカは38戦31勝(21KO)5敗2分。シコルカは26戦25勝(7KO)1敗。