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スーパーウェルター級の無敗同士の王者対決が実現――WBC王者サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)とWBA王者オースチン・トラウト(米)の12回戦が5月4日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われることになった。
オースチン・トラウト
もともとアルバレスはミゲール・コット(プエルトリコ)との対戦を計画していたが、コットが昨年12月にトラウトに判定負けしたことで相手選びが混沌としていた。ふたりの他に一時はエリスランディ・ララ(キューバ/米)の名前も出たが、やっと本命に落ち着いたようだ。これを受け「トラウトに勝つために懸命にトレーニングするよ」とアルバレスはメディアのインタビューに答えている。
アルバレスにとっては兄リゴベルトの敵討ちの試合でもある。リゴベルトは11年2月、石田順裕から奪った暫定王座の防衛戦でトラウトと対戦したが、ジャッジ三者が119対108とつける大差の判定負けを喫しているのだ。巡り巡って兄の仇敵と統一戦で弟が拳を交えることになったのだから奇縁といえよう。22歳のアルバレスは42戦41勝(30KO)1分の好戦的な強打者。一方、27歳のトラウトは26戦全勝(14KO)の技巧派サウスポー。アルバレスにとっては6度目、トラウトにとっては5度目の防衛戦になる。
この試合はWBC世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザーの試合(相手未定 ※暫定王者ロバート・ゲレロが有力)とのダブルメインとして行われる。すでに勝者同士が9月16日に戦うプランが進行中と伝えられる。
アルバレスにとっては兄リゴベルトの敵討ちの試合でもある。リゴベルトは11年2月、石田順裕から奪った暫定王座の防衛戦でトラウトと対戦したが、ジャッジ三者が119対108とつける大差の判定負けを喫しているのだ。巡り巡って兄の仇敵と統一戦で弟が拳を交えることになったのだから奇縁といえよう。22歳のアルバレスは42戦41勝(30KO)1分の好戦的な強打者。一方、27歳のトラウトは26戦全勝(14KO)の技巧派サウスポー。アルバレスにとっては6度目、トラウトにとっては5度目の防衛戦になる。
この試合はWBC世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザーの試合(相手未定 ※暫定王者ロバート・ゲレロが有力)とのダブルメインとして行われる。すでに勝者同士が9月16日に戦うプランが進行中と伝えられる。