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「健康面を中心に考えると、これ以上戦い続けることは無益だと感じた」―元世界ミドル級王者で現世界ランカーのケリー・パブリック(米)が引退を表明した。
パブリックは引退の理由として「現在の健康面に問題があるわけではないが、私は55歳、60歳のときの状況を考えて引退することにした」と話している。まだ30歳と余力を残してのリタイアと思われるが「タイトルも取ったし防衛もした。3年も世界チャンピオンでいられたし、報酬も十分なものを得ることができた」と未練はなさそうな様子。
パブリックは07年にジャーメイン・テイラー(米)を下して世界王座を獲得。10年にセルヒオ・マルチネス(亜)に敗れるまで王座を保持していた。今年1月にアンドレ・ウォード(米)の持つWBA&WBC世界スーパーミドル級王座に挑戦する予定だったが、ウォードが右肩を手術したため試合は事実上キャンセルになっていた。世界挑戦の機会が遠のいたことも引退を早める一因になったと考えられている。戦績は42戦40勝(34KO)2敗。
パブリックは07年にジャーメイン・テイラー(米)を下して世界王座を獲得。10年にセルヒオ・マルチネス(亜)に敗れるまで王座を保持していた。今年1月にアンドレ・ウォード(米)の持つWBA&WBC世界スーパーミドル級王座に挑戦する予定だったが、ウォードが右肩を手術したため試合は事実上キャンセルになっていた。世界挑戦の機会が遠のいたことも引退を早める一因になったと考えられている。戦績は42戦40勝(34KO)2敗。