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WBO世界スーパーフェザー級王者エイドリアン・ブローナー(米)のV2戦は21日(日本時間22日)、1位のビセンテ・エスコベド(米)を相手に米国オハイオ州シンシナティで挙行されるが、その前日計量が20日、現地で行われた。
スーパーフェザー級は130ポンド(約58.9キロ)が上限だが、挑戦者のエスコベドがリミットちょうどで秤を降りたのに対し、王者はなんと3.5ポンド(約1.6キロ)超過の133.5ポンド(約60.5キロ)だった。ジムでトレーニングしたあとサウナで汗を絞り出したすえの体重だったという。これによりブローナーは戦わずして王座を失った。試合は挙行される予定だが、ブローナーが勝っても防衛とはならず、エスコベドは勝てばタイトル獲得となる。なお、ブローナーは試合当日の計量で140ポンド(約63.5キロ)以内に抑えることが義務づけられている。
この失態に対しオハイオ州コミッションはブローナーの報酬(30万ドル≒2400万円)のなかから20パーセントに相当する6万ドル(約480万円)を罰金として徴収。その半分の3万ドル(約240万円)がエスコベドの報酬に上乗せされるという。エスコベドは15万ドル(約1200万円)の報酬+3万ドルで計18万ドル(約1440万円)を手にすることになる。
ここ数年、世界戦での体重超過という失態は後を絶たず、今年に入ってからだけでもエリック・モラレス(メキシコ)、ブランドン・リオス(米)らが試合前日に王座を剥奪されている。
この失態に対しオハイオ州コミッションはブローナーの報酬(30万ドル≒2400万円)のなかから20パーセントに相当する6万ドル(約480万円)を罰金として徴収。その半分の3万ドル(約240万円)がエスコベドの報酬に上乗せされるという。エスコベドは15万ドル(約1200万円)の報酬+3万ドルで計18万ドル(約1440万円)を手にすることになる。
ここ数年、世界戦での体重超過という失態は後を絶たず、今年に入ってからだけでもエリック・モラレス(メキシコ)、ブランドン・リオス(米)らが試合前日に王座を剥奪されている。