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今年2月、場外乱闘を繰り広げたヒール同士の対決が14日(日本時間15日)、英国ロンドンで実現した。元世界クルーザー級&ヘビー級王者デビッド・ヘイ(英)対ディレック・チゾラ(ジンバブエ/英)のヘビー級10回戦。因縁対決を制したのは――。
○デビッド・ヘイ(英)
5回2分59秒TKO
×ディレック・チゾラ(ジンバブエ/英)
この両者は今年2月、チゾラがビタリ・クリチコ(ウクライナ)の持つWBC世界ヘビー級王座に挑んで敗退後、記者会見の席で罵り合いのすえ乱闘騒ぎを起こしている。これで一気に因縁対決の実現が期待された。しかし、乱闘で負傷者を出したこともありWBCや英国のボクシングを管理するBBBCは事態を重くみてチゾラのライセンスを剥奪。これに加えヘイが引退していたこともあり両者の対決は実現が危ぶまれた。が、ルクセンブルグのコミッションがライセンスを発行することで試合は挙行されることになった。
紆余曲折を経て実現した因縁対決は、ヘイの圧勝に終わった。ヘビー級転向後、最軽量でリングに上がったヘイはスピードとパワーを生かしてチゾラを突き放し、着々と加点。5回、右でダウンを奪うと連打でもう一度倒し、レフェリー・ストップを呼び込んだ。
3万人超の前で実力差を見せつけたヘイは、これで28戦26勝(24KO)2敗。キャリア初のKO負けで3連敗となったチゾラは19戦15勝(9KO)4敗。
5回2分59秒TKO
×ディレック・チゾラ(ジンバブエ/英)
この両者は今年2月、チゾラがビタリ・クリチコ(ウクライナ)の持つWBC世界ヘビー級王座に挑んで敗退後、記者会見の席で罵り合いのすえ乱闘騒ぎを起こしている。これで一気に因縁対決の実現が期待された。しかし、乱闘で負傷者を出したこともありWBCや英国のボクシングを管理するBBBCは事態を重くみてチゾラのライセンスを剥奪。これに加えヘイが引退していたこともあり両者の対決は実現が危ぶまれた。が、ルクセンブルグのコミッションがライセンスを発行することで試合は挙行されることになった。
紆余曲折を経て実現した因縁対決は、ヘイの圧勝に終わった。ヘビー級転向後、最軽量でリングに上がったヘイはスピードとパワーを生かしてチゾラを突き放し、着々と加点。5回、右でダウンを奪うと連打でもう一度倒し、レフェリー・ストップを呼び込んだ。
3万人超の前で実力差を見せつけたヘイは、これで28戦26勝(24KO)2敗。キャリア初のKO負けで3連敗となったチゾラは19戦15勝(9KO)4敗。