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WBA世界スーパーバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)が、同じクラスのIBF&WBO統一王者ノニト・ドネア(比/米)に強く対戦を申し入れている。
西岡利晃も対戦を熱望
先のドネア対ジェフリー・マセブラ(南ア)戦をWBCの名誉王者、西岡利晃(帝拳)がリングサイドで観戦。試合後にはリング上で対戦アピールを行ったが、ドネアとの対戦を熱望するトップ選手は多い。
ギジェルモ・リゴンドー
その筆頭格がWBA王者でドネアと同じトップランク社傘下のリゴンドーだ。シドニー、アテネ2大会連続で五輪覇者でもある通称「リゴ」ことリゴンドーは、ライバルがあと1戦でフェザー級に転向すると聞いて黙ってはいられなかったようだ。「まだ彼は122ポンド(スーパーバンタム級)で誰もKOしていないじゃないか。闘争心があるのなら俺と戦えよ!」
リゴンドーはWBA内の統一戦を含め3度の防衛をいずれもKOで試合を終わらせているが、その際立った強さとは反比例して人気面がもうひとつの状態が続いている。そのため今年1月のリコ・ラモス(米)戦の報酬は約400万円、6月のV3戦は約1000万円にとどまっている。最低でも50万ドル(約4000万円)が保障されているドネアとは、商品価値という点で大きな開きがあるのだ。単純な勝負として見た場合は興味深いカードなのだが、ビジネスの面では釣り合いがとれていないのである。
リゴンドーはWBA内の統一戦を含め3度の防衛をいずれもKOで試合を終わらせているが、その際立った強さとは反比例して人気面がもうひとつの状態が続いている。そのため今年1月のリコ・ラモス(米)戦の報酬は約400万円、6月のV3戦は約1000万円にとどまっている。最低でも50万ドル(約4000万円)が保障されているドネアとは、商品価値という点で大きな開きがあるのだ。単純な勝負として見た場合は興味深いカードなのだが、ビジネスの面では釣り合いがとれていないのである。
ホルヘ・アルセ
ドネアを巡っては西岡、リゴンドーのほかにホルヘ・アルセ(メキシコ)も対戦に色気を見せている。熾烈なドネア争奪戦、今後に注目したい。