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2日(日本時間3日)、米国カリフォルニア州カーソンのホームデポ・センターではWBAスーパーウェルター級とIBFバンタム級(王座決定戦)のダブル世界戦と、ベテランの元世界王者ふたりが登場する注目カードなどが行われた。
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WBA世界Sウェルター級タイトルマッチ
○オースチン・トラウト(米)
12回判定(3-0)
●デルビン・ロドリゲス(ドミニカ/米)
IBF世界バンタム級王座決定戦
○レオ・サンタ・クルス(米)
12回判定(3-0)
●ブシ・マリンガ(南ア)
サウスポーのトラウトは巧みにパンチを上下に散らし、序盤から着々とポイントを積み重ねていった。終盤に入って疲労の色が見えたものの大きなトラブルに陥ることはなく、まずは無難に規定ラウンドを戦いきった。採点は117対111、118対110、120対108の大差がついていた。
3度目の防衛に成功したトラウトは25戦全勝(14KO)。ロドリゲスは35戦26勝(14KO)6敗3分。
○オースチン・トラウト(米)
12回判定(3-0)
●デルビン・ロドリゲス(ドミニカ/米)
IBF世界バンタム級王座決定戦
○レオ・サンタ・クルス(米)
12回判定(3-0)
●ブシ・マリンガ(南ア)
サウスポーのトラウトは巧みにパンチを上下に散らし、序盤から着々とポイントを積み重ねていった。終盤に入って疲労の色が見えたものの大きなトラブルに陥ることはなく、まずは無難に規定ラウンドを戦いきった。採点は117対111、118対110、120対108の大差がついていた。
3度目の防衛に成功したトラウトは25戦全勝(14KO)。ロドリゲスは35戦26勝(14KO)6敗3分。
マリンガ(左)サンタ・クルス(右)
アブネル・マレス(メキシコ/米)が返上して空位になっていたIBFのバンタム級王座は、サンタ・クルスが後継することとなった。元WBC世界ライト級暫定王者アルマンド・サンタ・クルスの弟レオ・サンタ・クルスは序盤から試合を支配。長身サウスポーのマリンガのボディを中心に攻め立て、7回には左のボディブローで目に見えるダメージを与えた。続く8回にもボディを攻めたサンタ・クルスは大きくポイントでリード。そのまま12回を戦いきった。
兄弟世界王者となったサンタ・クルスは21戦20勝(11KO)1分。3年前の長谷川穂積(真正)戦に続いて完敗のマリンガは24戦20勝(12KO)4敗。
兄弟世界王者となったサンタ・クルスは21戦20勝(11KO)1分。3年前の長谷川穂積(真正)戦に続いて完敗のマリンガは24戦20勝(12KO)4敗。
レオ・サンタ・クルス
この日のメインとして行われたIBOクルーザー級タイトルマッチは、王者アントニオ・ターバー(米)がラティーフ・カヨーデ(ナイジェリア/米)と12回引き分け、辛うじて王座をキープした。
カヨーデ(左)ターバー(右)
「マジックマン」の異称を持つサウスポーのターバーは、「パワー」の異名を持つカヨーデに序盤は攻勢を許したが、4回から反撃を開始。その後は互角の展開が続き、終盤は43歳のターバーが攻めて29歳のカヨーデが足をつかいながらカウンターを狙う展開に変わった。
採点は115対113でターバーとカヨーデの支持が分かれ、もうひとりは114対114のイーブンだった。ターバーは36戦29勝(20KO)6敗1分。カヨーデは19戦18勝(14KO)1分。
採点は115対113でターバーとカヨーデの支持が分かれ、もうひとりは114対114のイーブンだった。ターバーは36戦29勝(20KO)6敗1分。カヨーデは19戦18勝(14KO)1分。
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ミドル級の新鋭ピーター・クイリン(米)対元世界王者ロナルド・ライト(米)の新旧対決は、クイリンが3-0の10回判定勝ちを収めた。
試合はスピードで勝るクイリンが仕掛け、サウスポーのライトが防御を固めながらカウンターで応戦という展開に。5回、クイリンは右でダウンを奪って優位を印象づけた。
98対91(二者)、97対92とジャッジ全員の支持を受けたクイリンは27戦全勝(20KO)。3年2カ月ぶりにリングに上がった40歳のライトは58戦51勝(25KO)6敗1分。
試合はスピードで勝るクイリンが仕掛け、サウスポーのライトが防御を固めながらカウンターで応戦という展開に。5回、クイリンは右でダウンを奪って優位を印象づけた。
98対91(二者)、97対92とジャッジ全員の支持を受けたクイリンは27戦全勝(20KO)。3年2カ月ぶりにリングに上がった40歳のライトは58戦51勝(25KO)6敗1分。