カーンはガルシアと対戦

　レイモント・ピーターソン(米)のドーピング違反によって試合が流れてしまった前WBA&IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(英)が7月14日、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターでWBC同級王者ダニー・ガルシア(米)と対戦することになった。

　いまのところ試合はガルシアの持つWBC王座にカーンが挑戦するかたちで行われる可能性が高い。一方で、ドーピングで陽性反応を示したピーターソンの王座が昨年12月のカーン戦に遡って取り消された場合、カーンが要求しているようにWBAとIBF王座が返還される可能性も残っている。その場合は3団体の王座統一戦になる可能性が高い。戦績はガルシアが23戦全勝(14KO)。カーンが28戦26勝(18KO)2敗。
　前座ではヘビー級の世界ランカー対決、GBPが売り出し中のセス・ミッチェル(米)対ジョナサン・バンクス(米)という好カードが組まれている。戦績はミッチェルが26戦25勝(19KO)1分。バンクスが30戦28勝(18KO)1敗1分。