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6月23日に米国ロサンゼルスで予定されているアンドレ・ベルト(米)対ビクター・オルティス(米)の元王者同士の再戦が、開催中止の危機に直面している。ドーピング検査でベルトの検体から陽性反応が検出されたためで、関係者は情報収集と善後策の検討に大わらわとなっている。
ベルトが自主アンチ・ドーピング協会(VADA)の抜き打ち検査を受けたのは5月2日のこととされる。先週にAサンプルが陽性と判定されたのを受け、18日にはBサンプルでもステロイド(筋肉増強剤)の使用を示す陽性反応がみられたという。
ベルト側のルー・ディベラ・プロモーターは「陽性反応だったことは聞いたが、それ以上のことは分からない」と困惑した様子。それ以上に混乱しているのが、試合をプロモートすることになっていたオルティス側のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)だ。リチャード・シェーファーCEOは「なんてこった! まったくガッカリだよ」と失望の色を隠せない。
それもそうだろう。GBPは19日に予定していたレイモント・ピーターソン(米)対アミール・カーン(英)のWBA&IBF世界スーパーライト級タイトルマッチを、ピーターソンのドーピング違反でキャンセルしたばかりなのだ。このままいけばベルト対オルティスも中止は必至とみられている。大会場でのビッグイベントを続けてキャンセルとなるとプロモーターの損害は甚大だ。
ベルト側のルー・ディベラ・プロモーターは「陽性反応だったことは聞いたが、それ以上のことは分からない」と困惑した様子。それ以上に混乱しているのが、試合をプロモートすることになっていたオルティス側のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)だ。リチャード・シェーファーCEOは「なんてこった! まったくガッカリだよ」と失望の色を隠せない。
それもそうだろう。GBPは19日に予定していたレイモント・ピーターソン(米)対アミール・カーン(英)のWBA&IBF世界スーパーライト級タイトルマッチを、ピーターソンのドーピング違反でキャンセルしたばかりなのだ。このままいけばベルト対オルティスも中止は必至とみられている。大会場でのビッグイベントを続けてキャンセルとなるとプロモーターの損害は甚大だ。