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5日(日本時間6日)、ドイツのエルフルトではWBOのダブル世界戦が行われた。クルーザー級は正王者マルコ・フック(セルビア独)対暫定王者オラ・アフォラビ(英/米)の統一戦、スーパーミドル級は王者ロバート・スティーグリッツ(独)がネイダー・ハムダン(豪)を迎えて6度目の防衛戦に臨んだ。
×マルコ・フック(セルビア/独)
12回引き分け(1-0)
×オラ・アフォラビ(英/米)
○ロバート・スティーグリッツ(独)
12回判定(3-0)
●ネイダー・ハムダン(豪)
3年前に一度手合わせしているクルーザー級の両者は、手の内が分かっていることに加えライバル意識もあって激しい打撃戦になった。特にスロースタートのフックが追い上げを見せた終盤は場内が大いに盛り上がった。接戦を自覚していたのか両者が最終回も手を休めることなくパンチを交換するなかで試合は終了。
判定は際どいものと予想されたが、はたして114対114が二者、115対113でフック支持がひとりだった。引き分けながら9度目の防衛に成功したフックは37戦34勝(25KO)2敗1分。2月にヘビー級のWBA王者アレクサンデル・ポベトキン(露)に判定負け後の再起戦だったが、満足のいく結果を出すことはできなかった。一方、雪辱を果たせず暫定王者のままのアフォラビは25戦19勝(9KO)2敗4分。
スーパーミドル級はスティーグリッツが一方的な内容でV6に成功した。王者は安定感のあるボクシングで挑戦者を寄せつけず、117対111が二者、120対108が一者の文句ない判定をものにしている。
スティーグリッツは44戦42勝(23KO)2敗。次は元世界ミドル級王者アルツール・アブラハム(アルメニア/独)の挑戦を受けることになる。ハムダンは54戦43勝(18KO)10敗1分。
12回引き分け(1-0)
×オラ・アフォラビ(英/米)
○ロバート・スティーグリッツ(独)
12回判定(3-0)
●ネイダー・ハムダン(豪)
3年前に一度手合わせしているクルーザー級の両者は、手の内が分かっていることに加えライバル意識もあって激しい打撃戦になった。特にスロースタートのフックが追い上げを見せた終盤は場内が大いに盛り上がった。接戦を自覚していたのか両者が最終回も手を休めることなくパンチを交換するなかで試合は終了。
判定は際どいものと予想されたが、はたして114対114が二者、115対113でフック支持がひとりだった。引き分けながら9度目の防衛に成功したフックは37戦34勝(25KO)2敗1分。2月にヘビー級のWBA王者アレクサンデル・ポベトキン(露)に判定負け後の再起戦だったが、満足のいく結果を出すことはできなかった。一方、雪辱を果たせず暫定王者のままのアフォラビは25戦19勝(9KO)2敗4分。
スーパーミドル級はスティーグリッツが一方的な内容でV6に成功した。王者は安定感のあるボクシングで挑戦者を寄せつけず、117対111が二者、120対108が一者の文句ない判定をものにしている。
スティーグリッツは44戦42勝(23KO)2敗。次は元世界ミドル級王者アルツール・アブラハム(アルメニア/独)の挑戦を受けることになる。ハムダンは54戦43勝(18KO)10敗1分。