海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
5月1日(日本時間2日)、ロシアの首都モスクワで石田順裕の挑戦を受けるWBO世界ミドル級王者ディミトリー・ピログ(露)。地元でのV3戦ということもあって優位と見られているが、本人は石田を大いに警戒している。
石田順裕
ピログは10年7月にゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が売り出し中だったダニエル・ジェイコブス(米)を右一発のカウンターで沈め、WBO王座を獲得。その試合や2度の防衛戦を含めて19戦全勝(15KO)のレコードを残している。180センチの痩身をやや斜に構え、変則的なリズムを刻みながら仕掛けていく右のボクサーファイター型で、決め手は右といえる。
石田戦をクリアすることを前提に8月25日にはIBF王者ダニエル・ゲール(豪)との統一戦が計画されている。
しかし、当のピログは石田に対して最大限の敬意と警戒を抱いている。「彼は明らかに私よりも経験値で上回っている。身長も珍しいことに私より高い(石田は186センチ)。パンチも相手を打ち砕くのに十分のパワーがある。私はこの試合で多くのことが試されると思っている。彼は私よりも遠い距離からアプローチしてくるので、それにどう対応するのか自分でも楽しみ」
JBCに引退届を提出して背水の陣で試合に臨む石田だが、ピログに勝てば次は一気にIBF王者との統一戦に駒を進めることになるはず。まさにボクサー生命をかけた伸るか反るかの大勝負になる。ピログが警戒するのもうなずける。
石田戦をクリアすることを前提に8月25日にはIBF王者ダニエル・ゲール(豪)との統一戦が計画されている。
しかし、当のピログは石田に対して最大限の敬意と警戒を抱いている。「彼は明らかに私よりも経験値で上回っている。身長も珍しいことに私より高い(石田は186センチ)。パンチも相手を打ち砕くのに十分のパワーがある。私はこの試合で多くのことが試されると思っている。彼は私よりも遠い距離からアプローチしてくるので、それにどう対応するのか自分でも楽しみ」
JBCに引退届を提出して背水の陣で試合に臨む石田だが、ピログに勝てば次は一気にIBF王者との統一戦に駒を進めることになるはず。まさにボクサー生命をかけた伸るか反るかの大勝負になる。ピログが警戒するのもうなずける。