海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
期待されながらまたも先送りとなったパウンド・フォー・パウンド頂上決戦、ウェルター級のWBC王者フロイド・メイウェザー(米)対WBO王者マニー・パッキャオ(比)。メイウェザーは5月5日(日本時間6日)にWBA世界スーパーウェルター級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)に挑戦、パッキャオは6月9日(日本時間10日)にWBO世界スーパーライト級王者ティモシー・ブラッドリー(米)を相手に防衛戦と、それぞれ米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナのリングに上がる。その両試合のチケットが今月末、発売になる。場外戦の行方は?
拡大写真
まずは注目の2試合の概要を紹介しておく必要があるだろう。
★5月5日(日本時間6日)
MGMグランドガーデン・アリーナ
タイトルマッチ12回戦>
王者 ミゲール・コット(プエルトリコ)
31歳 39戦37勝(30KO)2敗
VS
挑戦者 フロイド・メイウェザー(米)
WBC・ウェルター級王者
35歳(試合時) 42戦全勝(26KO)
アンダーカード:
WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
王者 サウル・アルバレス(メキシコ)
VS
挑戦者 シェーン・モズリー(米)
※主催:メイウェザー・プロモーションズ、ゴールデンボーイ・プロモーションズ、ミゲール・コット・プロモーションズ
※TV:HBO(ペイ・パー・ビュー)
※チケット:1500ドル(約12万円)、1250ドル(約10万円)、600ドル(約4万8000円)、300ドル(約2万4000円)、200ドル(約1万6000円)---2月28日に発売開始
★5月5日(日本時間6日)
MGMグランドガーデン・アリーナ
王者 ミゲール・コット(プエルトリコ)
31歳 39戦37勝(30KO)2敗
VS
挑戦者 フロイド・メイウェザー(米)
WBC・ウェルター級王者
35歳(試合時) 42戦全勝(26KO)
アンダーカード:
WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
王者 サウル・アルバレス(メキシコ)
VS
挑戦者 シェーン・モズリー(米)
※主催:メイウェザー・プロモーションズ、ゴールデンボーイ・プロモーションズ、ミゲール・コット・プロモーションズ
※TV:HBO(ペイ・パー・ビュー)
※チケット:1500ドル(約12万円)、1250ドル(約10万円)、600ドル(約4万8000円)、300ドル(約2万4000円)、200ドル(約1万6000円)---2月28日に発売開始
マニー・パッキャオ
★6月9日(日本時間10日)
MGMグランドガーデン・アリーナ
タイトルマッチ12回戦>
王者 マニー・パッキャオ(比)
33歳 59戦54勝(38KO)3敗2分
VS
挑戦者 ティモシー・ブラッドリー(米)
WBO・スーパーライト級王者
28歳 29戦28勝(12KO)1無効試合
アンダーカード:
IBF世界ウェルター級王座決定戦
1位 マイク・ジョーンズ(米)
VS
2位 ランドール・ベイリー(米)
※主催:トップランク社、MP(マニー・パッキャオ)プロモーションズ
※TV:HBO(ペイ・パー・ビュー)
※チケット:1200ドル(約9万6000円)、900ドル(約7万2000円)、600ドル(約4万8000円)、400ドル(約3万2000円)、200ドル(約1万6000円)---2月24日に発売開始
約1カ月の違いはあるものの1万6000人近い収容力を持つMGMグランドガーデン・アリーナが会場で、中継もHBOによるペイ・パー・ビュー(有料視聴)と共通項は多い。券種に若干の差があるが、購買状況や売上総額が気になるところだ。興味深いのは開催が1カ月遅いパッキャオ対ブラッドリーの方が値段設定が低く抑えてあり、かつチケット発売が4日早い点だ。このあたりにもプロモーター間の対抗意識が見え隠れしている。
アンダーカードにも注目したい。5月5日には次期スーパースター候補のアルバレスが登場する。知名度も実績も十分のモズリーを退ければ、近い将来、メイウェザーとの対戦が現実味を帯びてくるはずだ。秋に実現かと噂されるメイウェザー対パッキャオの交渉の際には、相手陣営を揺さぶる切り札として使われることだろう。
6月9日の方は全勝の大型ホープ、ジョーンズが登場する。相手のベイリーは実績のある危険な強打者だが峠を過ぎた感があるだけに、ジョーンズのために組まれたカードといってもいい。こちらもジョーンズが順調に勝ち進めば、メイウェザー対パッキャオの交渉時に隠れカードとして相手陣営に重圧を与えることができるだろう。
PRツアーも今月末から開始される。選手だけでなくプロモーターの熱も上がっていくはず。試合までの2カ月半、3カ月半、場外戦も十分に楽しめそうだ。
MGMグランドガーデン・アリーナ
王者 マニー・パッキャオ(比)
33歳 59戦54勝(38KO)3敗2分
VS
挑戦者 ティモシー・ブラッドリー(米)
WBO・スーパーライト級王者
28歳 29戦28勝(12KO)1無効試合
アンダーカード:
IBF世界ウェルター級王座決定戦
1位 マイク・ジョーンズ(米)
VS
2位 ランドール・ベイリー(米)
※主催:トップランク社、MP(マニー・パッキャオ)プロモーションズ
※TV:HBO(ペイ・パー・ビュー)
※チケット:1200ドル(約9万6000円)、900ドル(約7万2000円)、600ドル(約4万8000円)、400ドル(約3万2000円)、200ドル(約1万6000円)---2月24日に発売開始
約1カ月の違いはあるものの1万6000人近い収容力を持つMGMグランドガーデン・アリーナが会場で、中継もHBOによるペイ・パー・ビュー(有料視聴)と共通項は多い。券種に若干の差があるが、購買状況や売上総額が気になるところだ。興味深いのは開催が1カ月遅いパッキャオ対ブラッドリーの方が値段設定が低く抑えてあり、かつチケット発売が4日早い点だ。このあたりにもプロモーター間の対抗意識が見え隠れしている。
アンダーカードにも注目したい。5月5日には次期スーパースター候補のアルバレスが登場する。知名度も実績も十分のモズリーを退ければ、近い将来、メイウェザーとの対戦が現実味を帯びてくるはずだ。秋に実現かと噂されるメイウェザー対パッキャオの交渉の際には、相手陣営を揺さぶる切り札として使われることだろう。
6月9日の方は全勝の大型ホープ、ジョーンズが登場する。相手のベイリーは実績のある危険な強打者だが峠を過ぎた感があるだけに、ジョーンズのために組まれたカードといってもいい。こちらもジョーンズが順調に勝ち進めば、メイウェザー対パッキャオの交渉時に隠れカードとして相手陣営に重圧を与えることができるだろう。
PRツアーも今月末から開始される。選手だけでなくプロモーターの熱も上がっていくはず。試合までの2カ月半、3カ月半、場外戦も十分に楽しめそうだ。