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[海外ニュース]2012.2.17

4/14リオス対ガンボア決定!

 今年は4月から6月にかけて世界的に注目度の高いカードが相次いで行われる予定だが、またひとつビッグマッチが決定した。前WBAライト級王者ブランドン・リオス(米)と、前WBA&IBF世界フェザー級王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)のカードだ。試合は4月14日(日本時間15日)、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われる。
 リオス対ガンボアは以前から計画に上がってはいたが、体重がネックになっていた。リオスは昨年12月、保持していたWBAライト級王座を計量失敗で失ったほどで、スーパーライト級への転向が囁かれていた。一方のガンボアはアテネ五輪のフライ級金メダリストで、プロではフェザー級で世界一の座についた。身長165センチと小柄なこともあって、ライト級転向はリスクが高いとみられていた。3月3日には元世界ランカーのリカルド・フアレス(米)とのテストマッチが予定されていた。
 そんな両者だが、ここにきてリオス側が135ポンドのライト級リミットでの試合に合意した模様で、一気に決定にこぎつけた。ガンボアはフアレス戦をキャンセルしてリオス戦に臨む。現在、WBAのライト級王座は空位になっており、1位に暫定王者リチャード・アブリル(キューバ/米)、2位にホルヘ・リナレス(帝拳)、3位リオス、4位ガンボアと続いている。いまのところリオス対ガンボアはライト級12回戦として行われる予定だが、場合によっては王座決定戦になる可能性もありそうだ。
 リオスは25歳。アマチュアで400戦以上を経験後にプロ転向。昨年2月にミゲール・アコスタ(ベネズエラ)に勝って王座を獲得した。戦績は30戦29勝(22KO)1分。
 対するガンボアは30歳。アテネ五輪後に亡命して07年にプロ転向を果たし、フェザー級でWBAとIBFの統一王者になっている。昨年3月、ホルヘ・ソリス(メキシコ)を相手に2団体の防衛戦を行ったが、当日計量を拒否したためIBF王座を剥奪され、のちにWBAの“スーパー王座”も剥奪された。戦績は21戦全勝(16KO)。これまで130ポンド超で試合をしたことは5度あるが、135ポンドは初となる。

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