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世界戦の結果を巡り、試合を管理して判定を下した米国カリフォルニア州体育委員会(CSAC)と、統括団体のWBCの見解が分かれていたWBC世界ライトヘビー級戦に関して、このほどCSACがノー・デシジョン(無判定)とすることを決定した。
問題の試合はバーナード・ホプキンス(米)対チャド・ドーソン(米)の一戦で、10月15日に米国カリフォルニア州ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われた。2回、両者が接近した際に挑戦者のドーソンがホプキンスを持ち上げるかたちとなり、ロープ際で振り落したためホプキンスは肩を負傷。王者は続行不能を訴えたが、レフェリーと試合管理を担当したCSACは戦意喪失とみなしてドーソンの2回TKO勝ちを宣言していた。
しかし、試合直後からWBCは不可抗力によって続行不能状態になったと判断、無効試合との判断を下していた。そのため試合結果はドーソンの2回TKO勝ちながら、WBCが11月発表のランキングでホプキンスを王者に据え置くという異常事態となっていた。
CSACの投票では5対1の大差でノー・デシジョンが支持されたという。これで正式にホプキンス対ドーソンは2回無判定試合となり、とりあえずホプキンスの初防衛ということで落ち着いた。
しかし、これを受けてドーソン陣営がどういう対応をするのか、再戦があるのか、まだまだ尾を引きそうな気配だ。
しかし、試合直後からWBCは不可抗力によって続行不能状態になったと判断、無効試合との判断を下していた。そのため試合結果はドーソンの2回TKO勝ちながら、WBCが11月発表のランキングでホプキンスを王者に据え置くという異常事態となっていた。
CSACの投票では5対1の大差でノー・デシジョンが支持されたという。これで正式にホプキンス対ドーソンは2回無判定試合となり、とりあえずホプキンスの初防衛ということで落ち着いた。
しかし、これを受けてドーソン陣営がどういう対応をするのか、再戦があるのか、まだまだ尾を引きそうな気配だ。