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18戦18勝(18KO)というパーフェクト・レコードを持つ、ゴールデンボーイ・プロモーションズ期待のバージル・オルティス.Jr(24=米)が5日(日本時間6日)、対戦相手でWBO世界ウェルター級5位のマイケル・マッキンソン(28=英)と、前日計量で顔を合わせた。オルティスにとっては、約1年ぶりとなるこの試合は、米国・テキサス州のディカーズ・アリーナで、日本時間の7日にWBA世界ウェルター級挑戦者決定戦として、12回戦で行われる。
オルティス 66.4kg
ウェルター級リミット66.6kgをオルティスは、66.4kgでクリア。一方、マッキンソンは、66.5kgで秤を降りた。
オルティスの直近の試合は、昨年の8月に行われ、エギディウス・カバリアウスカス(34=米) との激しい打撃戦で、3度ダウンを奪って、8回TKO勝利した。その後、今年3月にこのマッキンソン戦が決まっていたが、病欠で試合は延期され、約1年のブランクを経て、改めて対戦することになった。
マッキンソン 66.5kg
マッキンソンは、ここまで22戦全勝(2KO)とパワーレスながらも、英国でキャリアを積んできた。今年3月には、オルティスの代役のアレックス・マーティン(33=米)を相手に、米国デビュー戦を判定勝利で飾った。オルティスのプロ合計60ラウンドの2倍以上となる、149ラウンドのキャリアを活かして、番狂わせを狙う。
WBA世界挑戦者決定戦
4日に行われた会見の席でオルティスは、「調子はとてもいい。もちろんマイケルには、アウトボクシングをしないといけないね。油断はしないが、この試合が、世界挑戦者決定戦になったことは、とても嬉しい」と抱負を語った。
一方、アメリカでは2戦目となるマッキンソンは、「とてもモチベーションは上がっているし、集中できている。この試合を例えるならば、”ケーキの上のチェリー”のようなもの」と、こちらも世界挑戦権が懸かった大一番を喜んだ。