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[ニュース]2011.7.2
詳報 ポンサクレックvs粉川
WBC世界フライ級タイトルマッチ、王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)対挑戦者同級9位、粉川拓也(宮田)の12回戦は7月1日、タイのハジャイで行われた。
サウスポーのベテラン王者に対し、前OPBF東洋太平洋王者の粉川は初回から果敢に攻めて出た。
サウスポーのベテラン王者に対し、前OPBF東洋太平洋王者の粉川は初回から果敢に攻めて出た。
持ち味のスピードを生かして積極的なアタックを敢行した粉川だったが、地力の差は歴然。ポンサクレックは慌てることなくカウンターで応じ、正確なブローで着々とポイントを重ねていった。劣勢のなか粉川も諦めずに奮闘したが、経験やテクニックなど総合力で大きく勝るポンサクレックは挑戦者のミスを誘うなど老獪な試合運びをみせた。
最終回、粉川はダメージを負ったがキャンバスに落ちることを拒んで試合終了のゴングを聞いた。
採点は米国人ジャッジが118対110、スイス人ジャッジが117対111、韓国人ジャッジが116対112でいずれも王者の勝利を支持していた。
4度目の防衛に成功するとともに戦績を85戦81勝(44KO)3敗1分に伸ばしたポンサクレックは、次戦でWBCの指名挑戦者エドガル・ソーサ(メキシコ)を迎えることになる。敗れた粉川は19戦17勝(10KO)2敗。これで日本人の海外世界挑戦は19年間で32連敗となった。
最終回、粉川はダメージを負ったがキャンバスに落ちることを拒んで試合終了のゴングを聞いた。
採点は米国人ジャッジが118対110、スイス人ジャッジが117対111、韓国人ジャッジが116対112でいずれも王者の勝利を支持していた。
4度目の防衛に成功するとともに戦績を85戦81勝(44KO)3敗1分に伸ばしたポンサクレックは、次戦でWBCの指名挑戦者エドガル・ソーサ(メキシコ)を迎えることになる。敗れた粉川は19戦17勝(10KO)2敗。これで日本人の海外世界挑戦は19年間で32連敗となった。