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昨年9月に日本で復帰戦を勝利した元世界3階級制覇王者のホルヘ・リナレス(34=帝拳)が2月14日、米国で再起2戦目に臨む。ライト級12回戦のリングで対戦するのは、27戦19勝(8KO)4敗4分の戦績を残しているカルロス・モラレス(29=メキシコ)。過去にはスター候補選手で、試合当日のメインイベントに登場するライアン・ガルシア(21=米国)や現WBA世界スーパーフェザー級王者のレネ・アルバラード(30=ニガラグア)とも対戦しているが、これまで一度もKO負けはない。スピードとテクニックでワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を相手にライト級頂上決戦を大いに盛り上げたリナレスの復調を期待する声は、世界的にも多い。世界ランキングを見ると現在、WBA3位・WBC8位・WBO8位と上位につけているが、年内の世界再挑戦を確実なものとするためには、タフなモラレスを倒して、もう一度、強烈なアピールをしておきたいところだ。決戦は米国アナハイム。試合当日のメインイベントは、ライト級のWBC(世界ボクシング評議会)シルバータイトルマッチ。大一番のための勝負はここから始まる。