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米国・ラスベガスのレノ・スパークス・コンベンション・センターで8日(日本時間9日)に開催された、WBO(世界ボクシング機構)フェザー級タイトルマッチ。王者オスカル・バルデス(メキシコ)が、WBO同級11位ジェイソン・サンチェス(米国)を相手に6度目の防衛戦を迎えた。試合をプロモートするのはトップランク社、米国スポーツ・ケーブル局のESPNが中継を行った。
バルデス、ダウンを奪い大差判定勝利
全勝対決となったWBO世界フェザー級タイトルマッチは序盤、王者バルデスがガードを固めると、挑戦者サンチェスは左右のフックで襲いかかった。しかしバルデスは徐々に左フックで挑戦者の勢いを止めていくと5回、開始3秒でジャブからの左フックをアゴに直撃させてダウンを奪う。ダメージをみせないサンチェスだったが、その後は終盤までバルデスの攻撃力が上回った。粘るサンチェスが最終回にバルデスの右カウンター後のラッシュを受けるも、耐えて打ち返し終了のゴング。3-0(118-109×2、117-110)の判定でバルデスがV6に成功した。全勝をキープするバルデスの戦績は26全勝(20KO)、世界初挑戦で初黒星を喫したサンチェスは15戦14勝(7KO)1敗となった。