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マカオで開催されたIBF年次総会のラストイベントはボクシング。各国の関係者が見守る中、特別マッチが4試合組まれた。メインイベントはライトヘビー級のインターコンチネンタルタイトルマッチ。同級王者で現在、IBF世界ランキング7位のファンロン・メン(中国=14戦全勝9KO)に挑むのは、ドイツ出身の28歳、アダム・ディーンズ。2015年3月7日のデビュー以来、18戦17勝(8KO)1無効試合の戦績を残している。
次は世界挑戦!
IBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦を制した中国出身のファンロン・メンは試合後、「タフな試合だった。力のある選手だった。全体的には悪くない。試合に勝ったのが重要。左フックをもらったが、一瞬、ディフェンスが甘かった。お互いにカウンターを狙ってた。10ラウンドは左ストレートをうまくとらえられた」と試合を振り返ると、「今はゆっくり休みたいが、31歳なので世界挑戦のチャンスを逃さない」と世界挑戦に向けて気を引き締めた。
ダリル J. ピープルズ IBF会長
IBF年次総会の全日程を終えたピープルズ会長は「中国出身選手たちに大きな可能性を感じました。今、アジアのボクシング界を牽引する日本やフィリピンに続けるように発展していくことを期待しています」と中国ボクシング市場に関して、自身の考えを語った。