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WBA(世界ボクシング協会)は6日(日本時間7日)に中米パナマの首都パナマ・シティに構える本部で開催予定だった世界戦3階級の入札を延期し、改めて1週間後の13日(日本時間14日)に行うことを発表した。スケジュールが延期されるのはスーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン(米国)vs1位ムラドジャン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)、ライト級スーパー王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)vs1位アンソニー・クローラ(英国)、そしてクルーザー級正規王者ベイブト・シュメノフ(カザフスタン)vsゴールド王者アルセン・グラミリアン(アルメニア)。
残されたヘビー級暫定王者トレバー・ブライアン(米国)vs2位ジャレル・ミラー(米国)は予定通り開催される運びとなった。
残されたヘビー級暫定王者トレバー・ブライアン(米国)vs2位ジャレル・ミラー(米国)は予定通り開催される運びとなった。
ライト級は統一戦を希望
ロマチェンコ陣営は2日(日本時間3日)にIBF(国際ボクシング連盟)ライト級王座決定戦で新王者となったリチャード・コミー(ガーナ)との統一戦をクローラとの指名戦前に行う希望をWBAに出していた。実際に両陣営は接近しており、4月頃の統一戦を目指していると言われる。しかし、ルールに厳格なIBFも決定戦後の指名戦をオーダーすべく、新たなランキング発表とともに同級挑戦者決定戦を設ける可能性もある。ロマチェンコをプロモートするトップランク社の手腕が注目される。
スーパーバンタム級統一戦はほぼ確定!?
スーパーバンタム級王者ローマンは、IBF世界同級王者TJ・ドへニー(アイルランド)との統一戦が濃厚と米国では報道されている。それはローマンが昨年6月に暫定王者で1位のモイセス・フローレス(メキシコ)の指名戦をすでにクリアしているためとみられる。
WBAはローマンvsドへニーの勝者となった統一王者に対して、アフマダリエフとの指名戦を改めてオーダーすると予想される。一方、IBFも16日(日本時間17日)に岩佐亮佑(セレス)とセザール・フアレス(メキシコ)が挑戦者決定戦を決行。仮に統一戦が行われる運びとなると、その後はどちらの団体指名挑戦者が統一王者に挑むことになるのか?ベルトをかけた挑戦権争いも激化していきそうだ。
WBAはローマンvsドへニーの勝者となった統一王者に対して、アフマダリエフとの指名戦を改めてオーダーすると予想される。一方、IBFも16日(日本時間17日)に岩佐亮佑(セレス)とセザール・フアレス(メキシコ)が挑戦者決定戦を決行。仮に統一戦が行われる運びとなると、その後はどちらの団体指名挑戦者が統一王者に挑むことになるのか?ベルトをかけた挑戦権争いも激化していきそうだ。