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今週末の海外注目試合は米国で開催される3つの世界戦と日本期待の岡田博喜(角海老宝石)の米国第2戦目だ。2月9日(日本時間10日)カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで行われるのは、今週末のメイン格にあたるWBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパータイトルマッチ。王者ジャーボンタ・デイビス(米国)vsWBA同級9位ウーゴ・ルイスの一戦だ。また同日のカリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・カジノでは、WBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級正規タイトルマッチがセット。王者レイ・バルガス(メキシコ)のV4戦が、WBC同級3位フランクリン・マンザニラ(ベネズエラ)を相手に行われる。
そして10日(日本時間11日)カリフォルニア州フレズノのセーブ・マート・アリーナではWBC世界スーパーライト級タイトルマッチが決行される。王者ホセ・カルロス・ラミレス(米国)がWBC同級13位のホセ・ゼペダ(米国)を相手に2度目の防衛戦に臨む。また、このアンダーカードに同級でWBO2位、WBA3位、IBF5位、WBC9位にランクされる岡田が、元WBO(世界ボクシング機構)ライト級王者のレイムンド・ベルトラン(メキシコ)とスーパーライト級10回戦に挑む。
そして10日(日本時間11日)カリフォルニア州フレズノのセーブ・マート・アリーナではWBC世界スーパーライト級タイトルマッチが決行される。王者ホセ・カルロス・ラミレス(米国)がWBC同級13位のホセ・ゼペダ(米国)を相手に2度目の防衛戦に臨む。また、このアンダーカードに同級でWBO2位、WBA3位、IBF5位、WBC9位にランクされる岡田が、元WBO(世界ボクシング機構)ライト級王者のレイムンド・ベルトラン(メキシコ)とスーパーライト級10回戦に挑む。
デイビスvsルイス
試合20日前に元3階級王者アブネル・マレス(メキシコ)が負傷し、代役としてルイスが抜擢されることになったデイビスの2度目の防衛戦。デイビスは昨年4月にサウスポー対決となったヘスス・クェジャル(アルゼンチン)を相手に3度のダウンを奪う圧勝で初防衛に成功している。対するルイスは1月19日に同国人のアルベルト・ゲバラを判定で退け3連勝。デイビスが無敗の連勝を飾るのか、それとも代役出場のルイスがサプライズを起こすのか? 興行はPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)、プレミア・ケーブル局「SHOWTIME」が中継を行う。
バルガスvsマンザニラ
肩の負傷により戦線離脱していたWBC世界スーパーバンタム級正規王者レイ・バルガス(メキシコ)が、昨年の5月以来となる4度目の防衛戦に臨む。相手のマンザニラは昨年の5月にWBC世界同級シルバー王座を手にして、世界初挑戦のチャンスを掴んだ。同級暫定王座は昨年11月に亀田和毅(協栄)が、アビゲイル・メディナ(ドミニカ共和国/スペイン)に判定勝利で獲得。バルガスvsマンザニラの勝者と、亀田との統一戦が待たれる。
ラミレスvsゼペダ
2戦連続で防衛戦を地元で行うことになったラミレス。昨年の9月にアントニオ・オロズコ(米国)を相手に判定勝利して初防衛を飾った。対するゼペダも同じカリフォルニア州のラ・プエンテ出身の強打者で、ここまで31戦30勝(25KO)1敗の好成績を残している。唯一敗れた1敗は15年7月に挑戦した、当時WBO世界ライト級王者だったテリー・フラナガン戦での怪我による棄権のみ。タフネスの力強さのラミレスと、サウスポーの強打のテクニシャン、ゼペダによる同名の"ホセ"対決。
岡田vsベルトラン
岡田の米国第2戦目はビッグチャンスを迎えた。自分の階級と同じスーパーライト級のWBC世界戦のアンダーカードで、元世界王者、現WBO同級5位のベルトランとの対戦が決まった。岡田はすでに米国入りし、万全の調整で大一番での勝利を目指す。ベルトランという世界トップレベルのファイターを相手に、日本で超一級品だった岡田のジャブが今、試される。まさに世界前哨戦と呼べるサバイバル戦までのこり1週間と迫った!